47日目:ティルベリー何もない観光

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2016年10月04日(火)
昨日寝たのが遅かったせいで、朝は7時過ぎまで寝てしまった。
昨日の疲れも残っていたので、何だか起きるのがとても辛い。
今日は何もツアーも予定も立てていなかった。いや正確に言えば行きたいツアーはあったけれども料金が高かったので諦めたというべきか。ヨーロッパは比較的物価は高い地域だけど今回のロンドン近郊のツアーは料金はビックリするほど高い。ロンドン塔に行くだけのツアーで44000円もする。食事もついていないのにだ。4年前にロンドンに来た時も現地ツアーでロンドン塔などを周ったけれども1万円ちょっとで行けた。確かにティリベリーからロンドンまでは行きにくい地域なのだけど、本当人の足元を見て商売しているとしか思えない。

それで今日はお金がかからない近辺をぷらぷらするだけにした。今日はまったく一人での行動なのでずっと船にいてもよかったのだけどみんなツアーに出かけたガラーンとした船に乗っているとなんだかとても寂しくなってしまって結局8時半ごろに下船をして近くを探索することにした。

最初に行ったのはなんか要塞の跡らしきところに行ったのだけど、誰も来ていないし、道端にやたらに馬糞が転がっているだけの荒れ地だった。

それでも何かないかと結構歩き回ったが見事に何もなかったので諦めて別の場所に移動することにする。こんな場所でもネットで調べたらティルベリーの唯一観光地だったのだけど。

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仕方がないのでピースボートが停泊している川岸の向こう側の街に行ってみることにした。向こう側の街は見る限り、ティルベリーの街より大きくてお店もありそうなので、何だか時間をつぶす事ができそうだった。

とりあえず対岸行きのフェリー乗り場を見つけたので行こうとすると、突然おじいさんに話しかけられて、今から船員が食事のために休憩するから次の船は1時間後にしか出ないと教えてもらった。それじゃ時間がもったいないのでいったん船に戻ってから出直すことにした。

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10時に再度船を下船してフェリー乗り場に行く。少し待つとフェリーが来て乗船して切符を買う。往復で4ポンドと結構高い。でも大事な交通機関だと思って切符を買う。船は5分程で対岸に到着。この船にはピースボートの乗客も多く乗っていたけれど、その中の若者のグループが切符を買うことをしなかったらしい。みつからなかったから「ラッキーだ神様は俺たちに味方してくれている」などと道端で大はしゃぎしている。無賃乗車している事に対して罪悪感もなければ、それがラッキーだと思っている神経が腹立たしい。こんな連中と同じ船に乗っていると思うととても不愉快だ。

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対岸の街は意外と大きな町だった。ショッピングセンターもあり、スーパーも数軒並んでいる。色々な専門店もあり結構時間つぶしができた。
個人的には本屋に行きたかったのだけど、専門の書店がなくそれが一番残念だった。
それでもいろいろな店を見て歩くだけで結構時間をつぶすことができた。

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お昼時間になったので、食事を考えなければいけないと思った。できればパブで軽い食事を考えていたのだけど、思うような店がなかった。
仕方がないので、イタリア料理店でワインとピザを注文。ところが出てきたピザは直径30センチはあるとてもデカいピザ。これは一人では食べきれない。もったいないけど4分の1ほど残した。ワインはハウスワインなのでそれほど上等なものではなかったけれどそこそこ美味しかった。

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食事代を払って財布を見るとまだ22ポンドも残っている。このまま何も買わなければ、お金が残るだけなので余り用意していなかった冬物の服を買うことにした。

探していたら割と暖かそうなヨットパーカーが12ポンドと手軽な値段で売っていたので購入。これで少しは寒さ対策ができたと思う。

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でも結局10ポンドは残ってしまいました。探せば何か買うものがあったのだろうけれども歩き疲れたので2時のフェリーでピースボートに戻ることにした。

今日一日は別に大したことは何もしていないし、観光もしなかったけれども、異国の国でただ一人、旅をしている気分を十分味わうことができた事が一番の収穫かもしれません。

海外に行ったからと言って必ず何かをやったり、何かを見ることが必要だというわけではなく、その国の雰囲気を味わうだけの旅も私は楽しいと思うのは負け惜しみかな。

今回一番心残りは、できればパブでギネスの生を飲みたかったけれど、それも今度イギリスに行った時の楽しみに残しておこう。

ティルベリー出航後、時差調整があり今度は時差が1時間早まった。その結果日本との差はまた7時間に戻った。何だか細かく早まったり遅くなったりの繰り返しで正確な時間が分かりづらくなる。

明日はベルギーでの観光があるので今日も早く寝ることにする。

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