５０日目：心も体も疲れ切っている日

2016年10月07日（金）

朝から体が動かない。目覚まし時計を7時に合わせていたけれども、それを止めてまた寝てしまう。
こんな体が疲れている日は本当に久しぶりだった。
今日は６日連続寄港地明けなので、いつも朝に行っている太極拳やノルディックウォーキングがお休みの日だった。

なので朝早く起きなくてもよいという気持ちがありどうしても起きれない。それでもなんとか７時半には起きて、着替えて食事に行こうと思ったとたんハウスキーパーのお姉さんが掃除に来た。来るのがいつもよりかなり早い。多分よその部屋に掃除を断られてうち部屋に来るのが早くなったんだろう。まあ食事に行くつもりだったので掃除をお願いして朝食を食べに行く。

朝食は相変わらずかわりばえしない内容。ほぼ毎日同じ内容なのでさすがに飽きてくる。メニューは違っても食材がほぼ一緒なのだ。サラダはキャベツがほとんどだし、後は卵と豚肉の加工品。ず～とず～とこれの繰り返し。たまにはレタスたっぷりのサラダやトマトも食べたいけれども殆ど出てこない。口の悪い人はピースボートではキャベツ畑と養鶏場が船底にあると冗談を言う。それほど同じ食材ばかりが毎日続く。

さすがにこれでは飽きる。それでも食べているのだから、何となく牛にでもなって、餌を無理やり食わされているような気分になる。体重があと何キロ太ったら出荷されるのかな。

食後は家にメールを書き、船のインターネットから送信するが、相変わらず接続状況が悪い。メール以外の事で使ったらいったいいくらかかるのか考えただけで恐ろしくなる。

それからサルサのレッスンに出る。相変わらず一週間も間が空くと見事なくらいステップを忘れている。いつまでたっても全然覚えられないのはやっぱりサルサの才能がないからか。いつ落ちこぼれ宣告されるか覚悟しておかなければ。

それから１１時半に早めのお昼ごはんを９階中央デッキに食べに行った。普通ならこの時間はヨガのレッスンをやっているのだけど、今日は時間帯が変わっているので久々にのんびりおそばが食べることができた。ただ冷たい風がかなりキツく吹いているので、外のデッキで食べているうちにどんどんとそばが冷えていき最後は冷やしそばになっていた。

お昼からはヨガのレッスン、今日はハードヨガなので結構きつい。でも久々に健康な汗をかいた気分が嬉しい。これで少しはストレスが発散されたかな。

それから部屋に帰ってるとヨガ疲れてが一気に出てしまい。ベッドに横になってしまったらまたいつものごとく見事に寝てしまっていた。気が付くともう４時前だった。

ハードヨガの日は大概終わった後で確実に倒れて寝てしまう。本当体力がなくなってきた。自分もおじいさんになったものだとつくづく思う。

そう言えば、びっくりした事があった。昨日出した洗濯ものが帰ってきていたのだ。ヨガから戻ってきたときはなかったから、私が寝ている間にハウスキーパーのお姉さんが置いて行ったと思うけど、なんか不用心すぎないかとふと思った。

その後はアイスランドに関しての航路説明会を聞きに行く。冒頭に昨日のお詫び儀礼的にさらっとしていたが、全くアムステルダムの地を踏めなかった方も結構いるので、いくら緊急事態だからと言って平気で無視するという対応はどうかと思う。

今後もこういうことは起こりうることなので、その時のための対策を考えてほしいと思う。

航路説明会でのアイスランドの話はオーロラ一色だったけれども、話をよく聞いていると見れる確率はかなり低そうな言い方をしている。ましてや企画者側自体が見れたら奇跡と思っている節がかなりある。

今回のクルーズではオーロラを楽しみにしている人が多いけど、商売っ気だけのために可能性が低い企画をしているとしたら許せない。確かに天候に左右される現象だという事は分かっているけど、その期待を裏切らない適切な対応を期待する。