ピースボートの船上生活を楽しむためのツール

ピースボートは寄港地以外の時はずっと海の上で、船の航海のうち３分の２はそういう生活が続きます。

なので、今回はそんな船での一日を少し書いてみようと思います。

船にいる時は比較的自由です。何時に寝て、何時に起きるのも自由です。食事時間もある程度決まっていますが、朝と昼はかなり長めに取られているので、その間に行けば良いのでとても楽です。夕食だけは基本的に２部構成の１７時始まりと１９時始まりがあり、乗船する時にどちらかに決められてしまいますが、９階レストランの軽食であれば比較的自由に食べることが出来ます。

まあ、船に乗っている間は比較的に自由だと思って下さい。

そんな船の上では、毎日何をしているのかと云うと色々なことをしていますというか、個人が好きなことをしています。

まずその日の行動を決める為に大事なことが幾つかあります。

その一つが船内新聞です。

これは前日の２１時頃に配られる船内で発行される新聞で、翌日の船の中のカルチャー教室、講演会、イベントなどの情報が載っています。それ以外に居酒屋やバーのお得情報なども載っていますので、それを見て明日はどこどこを回ろうと決めるための大事なツールなのです。

だからマーカーやサインペンで印をつけた船内新聞を持ってみんな船内をうろうろしております。人によってはこれだけで一日が潰せる方もおられましたので企画は結構充実している方でしょうか。

もう一つは５階、８階ロビーに貼られている、本日の船内テレビ放送内容のお知らせです。

これも結構気になります。基本ピースボートではテレビが５チャンネル映りますが、そのうち２つは現在走っているところの地図と前方カメラが捉えた映像で、番組として放送しているのは３チャンネルだけです。その３つのチャンネルはそれぞれ特色があって、テレビドラマ、日本映画、外国映画の専門のチャンネルとなっていました。ただ残念なことは一日一番組だけなので、その日一日ずっと同じ番組を放送しております。ただしテレビドラマのチャンネルの１７時から２１時まではピースボートオリジナル番組「クルナビ」という船内情報番組を流していますが、これも１０分ほどの短い番組で繰り返して放送しています。

ちなみに放送されている番組は比較的古い映画が多かったです。それは乗っている乗客の方が高齢者が多いのでそれに合わせてなのかもしれませんが、若い方にはちょっとつらいところがあるかもしれませんね。

そういうわけで、あまり船内生活においてテレビの依存度は高くないとは思いますが、それでもテレビドラマで「マッサン」や「冬のソナタ」などが放送された時は船内で結構その話で盛り上がっておりましたので、暇な時はつい見てしまっているのかもしれないですね。

最後の一つは４階、５階と８階、９階に貼られる、その日の食事のメニュー表です。