22日目:寝てばかりの日

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2016年09月09日(金)
朝はいつものように起き、太極拳に出かけた。出たとたん異常な暑さ。晴天だと言うのもあったけれども、この暑さは何だというくらい暑い。

そんな中で太極拳が始まったのだけど、途中で船の横に自衛隊の護衛艦が付いてきた。その迫力が凄くってみんな太極拳どころでなくなってしまい、後半は護衛艦の写真撮影会に変わってしまった。私もあわててデジカメを取りに行って写真を撮った。
こんな間近に見る駆逐艦を見たの初めてだったのでかなり興奮して、思わず周りの人にツーショット写真を撮ってもらうためにシャッターを押してもらった。

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その後ノルディックウォーキングに参加。すごい暑い中歩いたために、部屋に帰った途端汗だくで来ていたインナーのシャツがぐしょぐしょに濡れていた。こんなに暑いのにインナーを着ていたことが間違いだった。

あまり暑いのでシャツを脱いでTシャツ一枚になり、エアコンが効いている船内を歩いても、めちゃくちゃ暑い。

確かに船はアフリカ大陸近くを走行しているけれど、たった一日でこんなに気候が変わるものかと改めて驚く。

 

朝ご飯を食べてた後は、いつものようにサルサに参加。今日は男性の参加が異常に少ない。
船が揺れないので練習は楽だったけれども、暑さのせいですぐに汗が出てくる。
特にペアでの練習になるとずっと続けて踊るので汗がいくらでも出る。やはり暑さが厳しい時に運動はかなり辛い。

その後いつものヨガに出る。今日はハードヨガの日だった。覚悟はしていたけれどハードなうえに暑いから始まって数分で汗だく。途中でもうだめという心境になりながら、とにかく格好だけでも合わせようと必死に体を動かした。おかげで終わった後はぐったり。体から水分が全部抜けきったように体がカラカラになってしまった。

お昼ご飯をいつものようにうどんを軽く食べ、部屋に戻ってシャワーを浴びた。
すっかり気持ちが緩んだのか、そのままベッドの上で熟睡、起きたら午後6時前だった。見事に5時間近く寝ていた。

今日は出ようと思った講座があったけれどもとても起きれる状態ではなかった。暑さと疲れのダブルパンチで本当に熟睡してしまった。

 

考えればピースボートに乗ってから、よく寝るようになった。正確に言えば何時でも寝れる環境になったと云うべきか、お陰で少なくとも8時間以上は寝ている。

船に乗る直前までは仕事務めをしていた。その頃は毎日6時に起きて、午前1時過ぎに寝る生活を数十年続けた反動が出たのかもしれない。とにかく今は体が休養を求めているのだから、寝たい時は寝るのが一番だと思っている。

 

午後6時45分から「どうしたら英語が話せるか」の講義を聞きに行く。英語の勉強法の講座で、これが3回目の講義だが結構ためになるし、なんとなく英語ができるようになる自信もつけてくれるので、気に入った講義だ。今日聞いたことも早速実施してみようと思う。

夕食は講義の関係でいつもより遅く午後7時30分だった。講義に出たメンバーだけで行ったのでいつもより少なめのだけど相変わらず話が止まらず食堂の閉める時間ぎりぎりまで話し込んでいた。

その話の中でイイさんが船室が替わった話が出た。その理由が凄い。隣の部屋の水道管が破裂して部屋が水浸しになってしまったせいだそうだ。
確かにピースボートのオーシャンドリーム号は建造後40年近く経った老朽船だからそんな事もありうるのだけど、常に航海をしていて、ドッグで点検らしいことをしていないことも事実だから、いつこんなことが起こってもおかしくない船だ。

そのせいか航海中にもかかわらず船内のいたるところで工事をしていたりする。それでも問題がなければ良いのだけれど、利益優先で安全対策が手薄になっているようなことだったらそれはとんでもないことだ。

実際前の船は航海中にトラブルで漂流したり、船体に穴が開いているのが見つかって出航できずに1週間ほど予定が遅れたりしたことがあるという前科者だから余計に心配する。

 

夕食後はちょっこと英語の勉強をして、星空を見に9階の中央デッキに行ってみる。あいにく雲や靄がかかっているせいか星がわずかしか見えなず残念な気分。それでも一度だけでも満天の星空が見えたのだから良しとするべきか。

部屋に帰った後は特にする気力もなく、シャワーを浴びて10時過ぎに寝た。

でも昼寝のし過ぎか変な夢ばかり見て眠りの浅く何度も目が覚めてしまった。本当に今日は一日寝てばかりの日だった。

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