2016年09月30日（金）
朝起きたら今日も真っ黒、サマータイムの上にフランス時間に合わせたために、日の出の時間が8時半という異常に遅い時間になってしまった。
日本ではこんな遅い時間の日の出はあまり聞かない、ましてまだ９月なのに朝がずっと暗いというのも何だかつらい。ヨーロッパの人達は朝が暗いのは苦にならないのかとふと思ってしまった。
そのせいで朝の太極拳は真っ黒の中で行った。月も星も出ていない中での太極拳は何だか異様だった。
その後のノルディックウォーキングは教える講師が来なかった。仕方がなくみんなで自主練習という形で行うことになった。終り頃にやっと講師が来た。寝坊したとの事だけど、一応謝ってはいたけれど、少なくともピースボートのスタッフなのだから、そんな言い訳ですむ問題じゃないと思う。この船に乗ってお金をもらっている側なのだから、その分の仕事はどんな状況であっても行うのは当然の事ではないのだろうか。
この講師は連日波へいで夜遅くまで飲んでいる姿をよく見かけるけれども、そういう立場であることをどれだけ自覚しているのだろうか。とにかく最近スタッフの質がますます落ちてきている。
朝食後部屋に戻り歯磨きをしていたら、ハウスキーパーのお姉さんがやって来た。歯を磨く前にまだ３つほど先の部屋を掃除していたからまだまだ来ないと思っていたら、突然やって来た。
どうもほかの部屋で後回しにしてほしいと言われたようだ。確かのうちの部屋は彼女らの仕事も大変だと思うから掃除を断るような事を１度もした事がないけど、そのせいで最近来る時間が朝すごく早くなったり、逆にすごく遅かったりする。
この前なんか、私がトイレに入っていたら知らないうちにベットメーキングがされたし、まだ来ないと思ってタオルの交換を出さずに朝食に行ったら、すでに来ていてタオルの交換がされなかったりした事もあった。
扱いやすい客だと思われているせいだろうけど、こちらも朝は色々やらなきゃいけないこともあるので、これからは断ることも覚えなければいけないと思った。
それから洗濯してサルサに行く、そうしたらサルサの講師も遅れてきた。時差調整を間違えて寝過ごしたそうだ。
スタッフの間違いがこうも続くと本当に腹が立ってくる。こんなだらけた勤務態度だったら私が務めていた中小企業などではとっくに首を切られていた。ゆとり世代なのか、プロ意識がないのか、これで給料も貰えて世界一周旅行が出来るなんて天国のような仕事だ。苦労したことがない人間は本当見ていて見苦しい。
ヨガの後、いつものように麺を食べに９階デッキの食堂に行ったら、何故か突然ちょっと待ってと片言の日本語で待たされた。どうも麺が切れて追加分を持ってくるとのことだけど、ちょっとどころか20分も待たされた。その間スタッフは誰も何も言わないし、説明も何もない。前にもスープが切れたと行ってかなり待たされ、伸び切った麺にスープをかけて、まずいそばを食べたことを思い出した。
ここまでスタッフが客を邪険な扱いにする船はピースボートぐらいしかないだろう。いくら安い料金だと言ってもお金を払っているし、チップ代という事で一日５００円を先払いで取られているのだから、こんなに酷い状態が続くようだと逆にチップ代を返してくれと言いたくなる。
朝から腹立つことばかりで、食後部屋に帰って寝た。寝るぐらいしか気持ちを抑える方法がないのが現状だ。何だか虚しい。
目が覚めたら夕方だった。本当に思いっきり寝たという感じだ。あまりにもずっと怒りの感情で神経が疲れてしまったというのが本音か。とりあえずシャワーを浴びて夕食に出かける。
今日のメニューは珍しく洋食だった。ただ見かけだけの洋食で味は正直今一つで、相変わらず残す人が続出した。
別に手の込んだものを作れとは言わないが、少なくともたまには美味しいと思わせてくれるものを出してほしい、特に夕食はどうも味がもう一つだ。
そのうえ、みんなで話し込んでいたらまた追い出された。それも食べたら出て行けという感じの態度で扱われる。食事の後の団欒の時間も楽しむ余裕を与えてくれない。その上早く食べろと催促される。何だか扱いがかなり雑になってきてると感じるのは私だけか？
面白くないけど、部屋に帰ってから日記を書いたらもう寝る。それしか楽しみが今はない。本当にピースボートに乗る楽しみがだんだんと失われてきた感じがする。
コメント