87日目:気持ちだけが焦る日

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2016年11月13日(日)
今日は朝起きたら外は真っ暗だった。人間何となく朝日と共に起きたいと云う気持ちがあるから、どうもこんな日は目覚めが悪い。
それでも頑張って起きて、朝のメニュー、太極拳、ノルディックウォーキングとこなす。
とにかく船での生活は動くことが少ないから、少しでもこういう運動に参加することは自分自身の体のためにもなっていると思う。

ただでさえじっとしているだけで太る体質の私がこの航海の間太らなかったのは、午前中の運動のおかげだと思っているから最後まで頑張らなければ。

 

それから朝ご飯を食べて、部屋で最近気にいっている「深夜食堂」を真剣に見る。この番組を見ていると何故だが知らないが心が洗われる。日本人の忘れた人情があるんだろうなこのドラマには。

 

サルサもいよいよ発表会に向けていよいよ本格的に始動。発表会の舞台ではそれほど難しい技は入れないようだけど、舞台の上で緊張しないで踊れるかどうかかが一番不安だ。ただでさえ神経質なうえにあがり症だから、絶対に堅くなってしまうだろうな。でもその反面最近結サルサをすることがなんだか構楽しくなってきているので何とかなるだろうと思っている面もあるけど。

 

ヨガにも出る。今日は結構内容がハードで体を動かしたせいか汗もかなりかいてしっかり運動をしたという気分になった。こういうときは調子が良い証拠かな。

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お昼ご飯はいつもの麺料理だけど今日は珍しく力うどんで餅が入っていた。ピースボートに乗って多分初めての餅じゃないかな。航海が終わりに近づいてきて最近残り物大処分のように、色々な食材が出るようになったような気がする。それはそれで嬉しいのだけど、終わりという事を余計に意識してしまうような気がしてちょっと寂しくなってしまう。

 

昼からGET主催の英語スピーチ発表会にちょこっと顔を出す。GETには船友の人がかなり参加しているのでそれの応援をかねてだ。皆さんのスピーチを聞いてみて、英語の下手な人、うまい人色々あったけれどもみんなが一所懸命やっていることは聞いている方にも伝わって来たのでとっても良かった。スピーチが終わった後でGETの先生と抱き合っている姿を見たらこの航海の中、必死にみんな勉強してきたのだなという思いがこちらにもひしひし感じてきて感動すら覚えてしまう。

私もこういう何か心から打ち込めるものをこの航海のうちにやっておくべきだったかなと今更ながら後悔させられる。まあ私は昼寝に打ち込んだことで満足いたしましょうかね。(^_^;)

 

それから部屋に戻って電子書籍で本を読んだ。昨日と同じく帰国後何か出来ないかを探すためだけど、読めば読むほど気持ちが焦る一方だ。私にもっと色々な特技とか能力があれば良かったと今更ながら思ってしまう。それより最近Ipadの調子が悪いのが気にかかる。せめて帰るまでなんとか動いてほしいものだ。

 

夕食後、またまた波へいにみんなで飲みに行く。私のボトルキープしている焼酎を空けるためという名目だけど、考えてみたら私の船友の仲間の人達は半分はお酒を飲まない。なのにいつもいつも嫌な顔一つしないでつきあってくれる。本当にありがたい存在だ。

この日は飲まない組はイタリアンジェラード3種盛りというのを注文していたので、少しお裾分けしてもらって食べてみた。お酒のおつまみにはならなかったけれど結構美味しかった。

こんなに気の良い人達とあともう少しでお別れだと思うと、残されたこういう時間を大切にしなければいけないと本当に思った。

だからこの日も大いに飲んで、大いにしゃべった。時間を忘れてみんなで楽しんだ。結局この日もかなり飲みすぎてしまったけれど、こんな楽しい日は一生の思い出になるだろうな。

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夜はかなり酔っぱらったまま寝た。何もかも忘れて寝た。楽しい思い出だけを残して。

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