ピースボートは全日航海している日がかなり多いので、時間を潰すのが結構大変だと思われるかもしれませんが意外と色々な企画がありますので、それほど時間を潰すのには困らないです。
まずカルチャー教室的なものがあります。これもピースボート独自が企画して行っているものと、有志が自主的に行っているものとに分かれるのですが、比率から言って自主企画のものの方が圧倒的に多いです。だいたい7割以上が自主企画でしょうか。
まずピースボートが企画、運営しているカルチャー教室ですが、太極拳、ノルディックウォーキング、ヨガ、社交ダンス、サルサダンスなど体を動かす系のものが多いです。
それ以外は絵画教室があるぐらいでかなり寂しい限りです。
昔はフラダンスや合唱などもあったそうですが、私が乗った時にはありませんでした。ただ自主企画としては運営されていました。
逆に自主企画はかなり沢山あって正直書ききれないので、主なものはウクレレやオカリナの楽器の演奏、フラダンスやストリートダンスなどの踊り系、歌声広場や混声合唱などの合唱系、切り絵やペーパークラフトなどの美術系、落語やお芝居などの演劇系、バスケットボールやフットサル等のスポーツ系などなど色々ありました。
あと教室ではないのですが、有志が集まって卓球をやったり、麻雀、囲碁、将棋などは対戦するコーナーが設けてられていて、いつも結構賑わっていました。
全体的に年配者向けの内容のものが多かったですが、若い人達もグループを作って楽器やダンスの練習や、スポーツデッキを使ってバスケなどの対戦を行って楽しんでいました。
あとGETという英会話教室が船に乗り込んで、有償ですが英会話の授業も行っていました。この英会話スクールは船で海外に行くという利点を利用して面白い課題を出していました。船では従業員と指定された会話をしたり、寄港地では現地の人と交流する授業を行ったり、家庭訪問をしたり、一緒にミニトリップをしたりとかなり実践的な英語が学べる環境を作っていましたので、結構好評でした。ただ授業料は一航海の間に10万ほど掛かるので決して安いとはいえないのが辛いところですが。
またGETではオープン教室として無料の英会話教室も開いてくれたり、英語の学び方の講座なども積極的開催してくれていましたので、英語の超初心者の私にとっては大変助かりました。
個人的には有償の授業も受けたいという気持ちがあったのですが、あまりにもレベルが低かったので結局受けませんでしたが、もしまた乗る機会があれば今度は受けてみようかなと思っています。ちなみにGETでは英語以外にスペイン語の授業も行っていました。
まあこんな感じで一日中色々なカルチャー教室が開かれるので、好きな人はいくつも掛け持ちで船内を走り回っていましたね。こういうことに顔を出していると人との交流の場にもなりますし、自然に自己啓発やストレス発散にもなるので、長期の船旅では出来るだけ参加されるのが良いのではと思います。
それ以外の企画としては、まずカルチャー教室の発表会が2回ほどありますし、のど自慢大会や芸達者の人達の発表会などがあったりします。大きなイベントとしては船内運動会や、夏祭り(盆踊り大会)等も開かれますね。
そうそう、ハローウィンやメキシコの死者の日のお祭りなども開催されましたね。この時は船内に色々な仮装をした人がうろうろしてかなりびっくりしました。(^_^;)
あと色々な形の交流会などもあったりして、人との出会いを求めている人には最高の場かもしれません。
ただ逆にのんびりと一人船旅を楽しみたいという方にとっては騒がし過ぎるかもしれませんが、そういう方は船の屋上デッキで日向ぼっこをしながらのんびり海を見たり、読書をしたりと過ごされていましたね。
何度も言うことですが、船の上ではあまり強制されることもなく、比較的自由に自分の好きなことが出来るので長い船旅の間自分に一番あった過ごし方を見つけて過ごすことが最高の幸せ、至高の時間だと思います。
このあたりが飛行機にはない船旅の良さなのかもしれませんね。(*^^*)
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