身近でピースボートと同じ楽しみを見つけてみませんか

この記事は約5分で読めます。

ピースボートの114回クルーズも無事横浜港を出港して行きました。

乗られた方々には楽しい思い出をいっぱい作って無事日本に帰国することを祈ります。

ということで再開一回目のネタは、ピースボートに乗りたいけれどお金や時間がなくって乗れないという人のために、身近にピースボートのような楽しみ方が出来る所ってないかを検証したいと思います。

まず、ピースボートにはまる理由として、多くが人との他人との交流をあげます

クルーズ船という狭い空間の中で、知らない者同士が出会って仲間になって、100日間以上の期間の中、色々な体験を分かち合うことで連帯感を生まれ、どんどんと親しくなっていきます。

これは船という閉鎖空間が生み出す独自なものかも知れないですが、確かにちょっと不思議な感覚です。

だから、ピースボートで生涯の親友が出来たとか、結婚相手を見つけたとかという話はよく聞くことです。

私自身、この体験はある意味素晴らしいものだと思いますし、仲間と馬鹿騒ぎしたり、酒飲んで率直な気持ちで話し合った経験はとても楽しかったです。

でも、これってピースボートだから生まれることなのでしょうか?

私がピースボートに乗っていた時は、色々なイベントに参加していました。

朝は太極拳に始まり、ノルディックウォーク、サルサ、ヨガ、合間を見て講演会を聞いて、夕方からは仲間とおしゃべり、波平で飲み会というスケジュールでした。

どうして色々な所に顔を出し、忙しそうにしていたかというとピースボートって基本的には凄く暇な空間なんです。何も参加しなければ客室で古いビデオを放送するテレビを見るぐらいしかすることがないんです。

他のクルーズ船とピースボートの一番の違いは、専門のエンターテインメントが乗っているわけでもなく、船内で演奏会やショーが行われていたり、スタッフによる色々なイベントがあるわけではなく、ほとんどが自主企画の教室や活動なんです。

だから自分から積極的に入っていかなければ楽しめないんです。

確かにピースボート主催のイベントとして「芸達者コンテスト」や「夏祭り」「運動会」などもありましたが、実行委員は基本乗客であり自分から参加するスタイルであることは変わりません。

ただ座っているだけで、参加出来るのは水先案内人と言う方達のちょっと政治色の強い、講演ぐらいでした。確かに結構いつも満員に近いくらいの人が集まっていましたが、多くの人は講演そっちのけで寝ていることが多く、4人部屋の人達の憩いの場と納得しておりました。(笑)

まあ、自主的に参加をすることで人との繋がりが出来て仲間も増え、それが結構楽しかったことは事実なので決して文句を言っているつもりはありませんが、こういう、毎日を過ごしていて私は仲間によく「町内会みたい」とか「老人会みたい」とか言い方をしていたのですが、大概は「そんなものとはレベルが違う」とか言われて相手にされなかったのですが、私は今も同じレベルかなと思っています。

なぜかというと「町内会」も「老人会」も本来自主参加型の地域活動なんですよね。

でも最近は実生活において人との繋がりが薄くなり、自分の住んでいる地域での「町内会」や「老人会」に参加していない人も多く、参加していてもたいした活動もしていない地域も多いと聞きます。その多くの理由はみんなが参加したくなくって、仕方なく役員や実行委員を強制的決められ、いやいややっている組織になっているからなんです。

でも、反面しっかり楽しんでいる地域もあるのも事実です。

うちの地域はコロナ禍前はかなり活発に「町内会」も「老人会」も活動していました。

さすがにコロナ禍の自粛期間は、ほとんど活動がなかったですが、また最近動き始めてきています。

サークル活動も活発で、さすがに社交ダンスなどはないですけれど、カラオケや健康体操、講演会などの活動が行われて人との交流も盛んです。

町内の自治会館には、自由に使える部屋がいくつかあって、そこに仲間が集まってカラオケや麻雀、お茶を飲んで懇談会を開いたりしています。

さすがに住んでいる地域は車でしか移動できないところなので、皆さんと一緒に飲みに行くという事はなかなか出来ないですが、祭りや、イベントの打ち上げでお酒を飲んで結構盛り上がって楽しみます。

結局何を言いたいかというと、地域の活動の中に入ることによってピースボートと同じような人との繋がりや交流、仲間づくりも十分可能だと思っているのです。

こういう事を言うと、うちの地域は、そんな活動は盛んじゃないとか、そういう所に入るのが煩わしいと思っている方も多いと思います。

実際、今の日本では、こういう地域活動に加入する人が年々少なくなっています。

たしかに、色々な役を押しつけられたり、無理矢理奉仕活動に呼ばれたりの面倒な事も多いのも事実です。でもピースボートに乗っている時は時間に余裕があったから結構色々頼まれたら引き受けていませんでしたか?

考えて欲しいのは、人との繋がりを作りたい、色々な人と話したい、仲間を作りたいと思うのであれば多少の犠牲はあって当然という気持ちを持って、飛び込むと意外と活動をすることが楽しく生きがいになる事もありますという点です。

また、自分の住んでいる所が地域活動自体が活発でないのであれば、自分から率先して役員になり、動かしていき自分の理想の地域活動を作れるチャンスだと思うのもセカンドライフとしての楽しみではないでしょうか。

また若い人達にすれば、大学のサークル活動や趣味仲間の集まりに参加することや、自分から作ることで、色々な人との繋がりが出来るのではないでしょうか?

その中での出会いや一緒にする行動でピースボートと同じ感動を得るチャンスは結構あるのです。

今回はかなり話が漠然的な内容になってしまいました。(反省)

地域活動のことに関しては、まだまだ書きたいことはいっぱいあるのですが、とりあえず自分の住んでいる身近な所でも、ピースボートと同じような楽しみ方を見つけることは可能ですということだけは言いたいです。

長くなったので、以下は次回としてどうやったらピースボートのような楽しみ方が出来るのかを紹介していきたいと思います。

 

 

コメント

  1. まる より:

    私が感じたピースボートと「町内会」や「老人会」の違いは、

    ピースボートは、自分(私の事)を知らない人と『非日常』の生活の中で、期間限定的な付き合いが可能なところだと感じています。
    本名は使わず、好きに決めたPB名で年齢関係無しにお互いを呼び合います。
    その中で、意気投合した人だけと下船後も付き合えるのが良いと感じました。

    「町内会」や「老人会」は、自分(私の事)の素性を知っている人が少なからず存在します。
    実名で参加し、自宅近辺で同年代との活動なので、期間限定的な付き合いは難しいと感じています。

    私がピースボートに近いと感じるのは、広域的な趣味のサークルやイベント参加だと感じています。
    私は、コロナ禍前は、スポーツジムに通っていました。
    1人で黙々と行う筋トレでは無く、スタジオレッスンに参加するのが楽しかったです。
    好みのレッスンのインストラクターさんを追っかけて、2~3箇所のジムに出掛けていました。

    知り合って親しくなった人でも、お互いの素性(年齢、居住地、仕事など)は知らないですし、名前も知らない人も多かったです。
    普通の生活の中に『非日常』がある感じが楽しかったです。
    コロナ禍になり、レッスン方法が変わってしまいました。
    マスク着用での運動はきつく、声出し禁止、人との接触を避けるために人数制限など窮屈な状態になり、面白さを感じなくなり辞めてしまいました。

    そんな中、次に初めてのは、ロードバイクです。
    以前から乗りたいと思っていたのですが、クロスバイクとミニベロを所持し、保管場所が無い事もあり躊躇していましたが、急にロードバイクに乗りたい衝動で、ミニベロを処分し、始める事に。
    ロードバイクは、運動量が大きいので、コロナ禍でもマスク着用は推奨されていませんでした。

    還暦の年からはじめたロードバイクですが、どんどんハマって行きました。
    最初は、50Km走れる事を目標にしていました。
    そのうちあっちもこっちもと行きたい所が増え、自然と走れる距離が延びて行きました。
    居住地が、東西南北どちらに行っても観光地と好条件もありますが、去年の目標は、年間走行距離10,000Kmでしたが、結果は13,000Km以上走っていました。
    車の走行距離を遙かに超えています。(^◇^;

    ロードバイクショップのグループライド、市町主催や企業主催のイベントに参加する事で、顔見知りも増えましたが、お互いの素性を明かす訳でも無く、『非日常』を楽しんでいます。

    野球やサッカーなどのスポーツ観戦、日帰り温泉施設、マラソン、ハイキング、ウォーキング、日帰り観光バス、写真、スケッチ、カラオケ、マージャン、囲碁将棋など何でも良いので自分と趣味嗜好が合う仲間と『非日常』を楽しむのが、生きがいになると私は感じています。
    その中でも動けるうちは、身体活動があるものをチョイスする事で、「自分のことは自分で出来る」老後に繋がると思っています。

タイトルとURLをコピーしました