2016年09月25日(日)
今日はバルセロナに寄港ですが、バルセロナは今年の正月に一週間ほどじっくりと周ってきたので、特に行きたいところもなく個人で一日のんびりフリーで観光するつもりだったのだけれども、私がバルセロナのことを詳しいという噂が何故か広まってしまってフリーで行く人を7人ほど引き連れて一日ガイドをすることになってしまいました。
船はバスセロナ市内すぐの港に着岸して、下船許可が降りると同時にすぐに出かけました。
とにかく今日は周りたいところがいっぱいあったので時間との勝負という感じです。
まずはとりあえず近くの観光名所を廻ることにしました。まず最初に見たのは船を降りてすぐのところにあったコロンブスの記念塔で結構有名な塔なのですが、コロンブスとバルセロナの共通点が見つからないのでちょっと不思議な感じがしました。(帰ってからネットで調べたら「航海の為の出資したのは当時のスペインのイサベル女王で1492年に新大陸を発見した後にイサベル女王に謁見するためバルセロナへ来ている」そうなので、そのあたりから建てたのでしょうね)
それからサンタ・マリア・ダル・マル教会まで歩いて行きました。ここは無料では入れたので教会の中も見学しました。荘厳な作りと光り輝くステンドグラスが心を洗ってくれるような気とってもしました。この時だけは気分はにわかキリスト信者でした。
その後ピカソ美術館の前を通って、とってもヨーロッパの裏道という感じがするところをずっと通っていくと、何だが気分が中世の時代に逆戻りをしたような感覚になりました。
ずっと歩いていくと、向こうからカラフルな格好をした一団がやって来る。そう言えば今日は何かカーニバルの日だと行っていたので、それに参加する人達のようだった。
広場では大道芸や、色々なパフォーマンスが行われていていて、それらを見ること自体は楽しかったけれど、人通りの多さでなかなか道が歩けなくって困ってしまいました。
そこからカテンドラルの大聖堂に行きました。日曜日だったのでミサに来られている方がとても多い。そして荘厳なつくりの教会は信仰心のない私にも心を打つものがありました。
それからランプラス通りを散策、本当は青果市場に寄りたかったのだけど日曜日でお休みだったのがとっても残念でした。
そこからガウディの建築物で有名なグエル邸に向かう。ここはガウディの初期の作品なのであまり奇抜な建物ではなかったけれど、入り口の門には独特の風潮がありさすがにガウディと思ってしまった。
ここまではずっと歩き通しでさすがに疲れてしまい、お昼タイムを取ることにしました。そこで早速レストランを探しました。最初は私が正月に行ったパエリア店に行くつもりだったのですが、行ってみたら何故か店がなくなっていました。安くって美味しかったのでとても残念ですが仕方がないので他の店をあたることにしました。
するとたまたま目に入った店でタパス料理とパエリアのセットになったのが、お手頃価格になっているのを発見。これはグットタイミングと思って、そこで食べることにしました。
私はついでにサングリアも注文。これを飲まなきゃスペインに来た気分にならない。
料理もサングリアも結構美味しかったです。個人的にスペイン料理は好きなので結構満足しました。
食後はカタルーニャ広場からカサ・バトリョまで歩いて行きました。ここもガウディの有名な建築物でかなり奇抜な形をした建物です。外から見るとバルコニーが何だか骸骨のように見える不思議な建物です。
ここまでずっと徒歩での移動だったので、さすがに疲労困憊になり、ここからは地下鉄で移動することにしてサクラダファミリアまで行きました。
地下鉄の駅を降りると、もう目の前がサクラダファミリアの大聖堂、生誕の門が見えて一同感嘆の声でした。それから秘密のビューポイントにみんなを連れて行って写真撮影。
この場所は秘密ですが、サクラダファミリアがとってもきれいに見える場所なのでみんな大喜びでした。
それからサクラダファミリアのオフィシャルショップに行ってから、反対側から見たサグラダファミリアも堪能しました。でも反対側はとっても現代風でちょっと見た感じはサクラダファミリアという感じがしないのがとても残念でした。個人的にはガウディはこんな風には作ろうと思っていなかったのじゃないかなと思っております。
次にスペイン広場に行きたいというので、また地下鉄で移動しました。カタールニア美術館とか、闘牛場を改装したショッピングセンターなどが見えて結構楽しい地域なのですが、スペイン広場自体は意外と普通の広場なのでちょっと見た感じがっかりでした。
せっかく来たのでショッピングセンターに入り、休憩タイム。喉が渇いていたので、そこで飲んだスパークリングウォーターが美味しかったです。スペインは水が豊富なんでしょうかね。
後は夕食だけだったのですが、夕食を食べたいと思っていた場所がよくわからないので、ちょっと探すのに苦労しましたが、たまたま道を聞いたお兄さんが親切な方で、連れて行ってあげるという事でお店まで連れていてもらいました。
そこのお店はもともとビール工場跡で、地ビールを売りにしている地元でも有名な店のようで、とにかく美味しかったです。
特にビールとスペイン風シャンパンのカバがとても美味しかったです。あと頼んだタパスの中で生ハムやスペイン風ピザもとても美味しかったです。とにかく出るもの全てが美味しくて本当心から満足しました。
ここの店で変わったものを発見しました。実はトイレなんです。それも男性用の小のトイレなんですが、どう見ても一枚板に並んでする形なんですが、これでするのにはかなり勇気が必要でした。(^^ゞ
唯一残念だったことは船に帰るまでの道で雷雨になったこと。それまではとっても良い天気だったのでこれだけは残念な気持ちになりました。
結局この日、使ったお金は交通費と食費を入れても一人40ユーロぐらいで済みました。とっても経済的です。(*^^*)
一日バタバタと観光地を周ってとても疲れたツアーでしたが、それなりに皆さん楽しめたようなので、私も責任を果たせてよかったです。
とにかく今日も疲れたので早く寝ます。
明日は休息日という事なので、のんびり一日を過ごそう。
コメント