76日目:本当にお疲れの日

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2016年11月02日(水)
朝から何故かとても寒い。外を見ると何だか天気が悪い。それでもいつものように太極拳に出かけようと起きるのだが、体が動かない。
仕方がない。こんな日は無理しないで体を休めようと寝ることにする。でも次のノルディックウォーキングには出るつもりだったのだが、この日は本当に体が動かず結局再び目が覚めたのは7時半を過ぎてからだった。

別に風邪をひいているわけでもなく、体調が特に悪いわけでもないのだけれども、体が重く疲れが溜まっているという感じがする。
考えてみるとこの旅ももうすぐ80日を迎えようとしているのだから、旅の疲れもピークに来ているのかもしれない。結局こんな日は自主的にのんびりデーにしてしまおうと自分で割り切ることにした。

とりあえず起きて朝食を食べに行く、外を見るとかなりの量の雨が降っている。きっとノルディックウォーキングも中止だっただろうと自分なりに納得させたが、何となく後ろめたさがあった。

こんな日は疲れた体を余計に動かすことはないのだと自分で言い聞かせてもだめだった。

朝食後、昨日送れなかったメールを再度送信してみる。このところネット環境がめちゃくちゃ悪化しているので、数日前に衛星インターネットの会社がメンテナンスを行っているために回線状態が悪くなっているとピースボート側から発表があった。

だから、つながらない理由は分かっているけど、それにしてもいつまでこの状態が続くのかと思うと思いっきり腹立たしくなる。

 

この日は何度かトライすることでなんとかメールを送れたが、いつになったらここの衛星インターネットはまともに戻るのだろうか。すでに1週間以上おかしいままで放置されているのでどう考えても真剣にメンテナンスをしているようにはとても思えない。

ピースボート側はインターネットの会社の責任と言って逃げているが、実際は船の設備自体に不具合があってそれが治せないのが原因じゃないかと思ってしまう。

普通のインターネットの会社なら、どんなにメンテナンスが長いと言ってもこんなに長期間おかしい状態が続くなんて考えられない。

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上手く送信できなくてもつながればネット料金は掛かるので、損をするのは乗客ばかりだ。いつも思うけどピースボートって乗客のことを考えて物事を対応する気があるような気がまったくしない。世界平和も結構だけど、乗客の船旅をもう少し快適にする為の努力もしても良いのではないかと思う。本当心から怒りしか感じない。

 

それから部屋に戻ると従業員の避難訓練があるとのアナウンスがある。その時は防火扉がいきなり閉まってしまい、いつも船内は通行止めになるので、慌てて部屋を出てかなり早めにサルサのレッスン会場に行った。また扉の中に閉じ込められるのはこりごりだ。

サルサは又今日も新しいことを習う。でも前のことをどんどん忘れて行ってしまっているので、新しいことを教えてもらっても全然身についていないのがかなり問題だ。船を下りる前に発表会を開くそうで、みんなの前でサルサを踊らなきゃいけないらしいのだが、私にはとても出来そうもないので途中で離脱しそうだ。

 

その後はいつものようにヨガに出て、軽く汗を流すが本日の予定はここまで終了となった。後は何も考えない行動しないことにした。

 

お昼ごはんも体をほとんど動かしていないから、軽くカレーうどん一杯だけですました。

後は部屋に戻り少し本を読んだかと思うと、猛烈に睡魔が襲ってきたので素直に昼寝をすることにする。

それで目が覚めたら夕方の5時だった。たっぷり4時間も昼寝をしてしまった。もっともおかげで体の疲れも大分取れたような気がする。
疲れた時は寝るのが一番のようだ。

 

それから日記をつけて、本を読んでいたらもう夕食の時間になった。

夕食を食べた後、いつものメンバーで波平に飲みに行く、別に大した話をするわけでもなかったけれど気が付くと2時間半も飲んでいた。

たまにこうして飲み会を開くことが楽しい。ほんの少し前まで全く知らなかった者同士が、わいわいがやがやと世間話をするという事は考えたら不思議なことだ。
船を降りるまであと何回こんな機会があるかと思うと少し寂しくなる。

 

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それからシャワーを浴びて寝たが、なかなか寝付けない。やはり昼間昼寝をしたせいもあるが、何だか色々なことが頭に浮かんでは消えるの繰り返しで眠れない。

 

本日また時差調整がある。夏時間も終わり気が付けば日本との時差は15時間にもなっていた。少しずつ日本に近づいてきている実感があるが、まだ一月近く帰るまである。とにかく早く寝よう。

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