86日目:もうすぐ終わると感じた日

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2016年11月12日(土)

船に乗って今日で86日目、実質的に船を降りる時期を考えたら残された時間は2週間ちょっととなってしまいました。

最近船の中で、知らないうちに自分でもしっかり降りる準備を色々としている気がします。知り合いになった人の住所を聞いたり。ボトルキープしているお酒を飲み残さないように飲みまわったり。持って帰る荷物の整理を始めたりと気分は完全に帰国モードになっています。

 

個人的にはやっと帰れるという嬉しい気持ちが半分。もう終わっちゃうのかと思う気持ちが半分と少々複雑な気持ちで残り時間が少なくなった毎日を過ごしております。

 

今朝も5時40分に起きて、太極拳、ノルディックウォーキングとこなしてから、朝食を食べるという船に乗っている間の生活はほぼ正確に過ごしています。

その後洗濯したり、テレビを見たりして過ごしてから、いつものようにサルサのレッスン。
そこで最終発表会が23日に行うことを知らされて、明日からは今以上に真剣にやらなければと少々プレッシャーに陥る。

 

それからヨガに出て、お昼ごはんとこれもまたいつもの生活リズム。

今は結構船の中で運動をしているので、太らずにすんでいますが、日本に帰国したらまた家から出ない生活に戻ってしまいそうなので、しっかり運動をする習慣だけでも続けていかなければと思う毎日です。

 

最近は時間があると出来るだけ、帰国してから何か起業するために役立つ情報を仕入れなければと思って、その手の本を多く読むようにしているけれども、うまい話はなかなかないという現実に直面してしまいかなり苦戦しております。

 

でも帰ったら、何もせずにぼんやり生きるのも嫌なので必死になって何か自分が打ち込める仕事を探したいことだけは事実なので、何かを考えようと必死に焦っておりますです。

 

昼からも、本やパソコンの資料で起業の事をいろいろと調べるけれども中々答えになるものはなかなか見つかりません。まあそれが現実だとはわかっているけど、何となく最近がかなり焦りもあります。

 

その反面、テレビや漫画を見て何にも考えないでいるのが好きといういい加減な面もこの時期になってかなり強くなっているのも事実です。

 

正直自分は何をしたいのかもう一つ分からないのが本音です。でもこのまま腐るのだけは絶対に嫌なのだけどもね。

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そう思っても時間はどんどん経ってしまって今日も特に大きな成果がなく一日が終わっていくのだけをじっと待っているのがつらいのも事実。本当支離滅裂だわ。

 

部屋で一人そんなことをばたばたやっていたら、また秘密の集会に出ていたオノちゃんが帰ってきた。手にはないかいっぱい資料を持っていて、ちょっとため息気味。

 

そこでオノちゃんの秘密の集会の内容を教えてもらった。なんでもピースボートの水先案内人として乗っているイダカさんがハワイで下船するそうなのだけど、その前にイダカさんが企画した詩の朗読会にオノちゃんが出演依頼されたそうなのだ。

 

なんでも、アウシュビッツ報告会でのオノちゃんの発表の仕方があまりにもお堂々としていて、この人に詩を読んでほしいとイダカさんが思ったらしい。

今日はその詩の原稿を持って帰ってきて、読めるかなとちょっと自信なさそうなので、オノちゃんなら大丈夫だよと私が言うと、そうかなと言って朗読してみると読み始めた。

 

所々詰まったりしていたけれど、オノちゃんの朗読は上手かった。なんか人を感動させる力を持っていた。それ以上に一所懸命に読んでいるオノちゃんが偉いと思えた。

 

発表のことはしばらく仲間には内緒らしい。

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この日も夕食の後にみんなで波へいに飲みに行った。自分の将来のことを考えなければいけないけれども、残り少ない時間みんなで楽しく過ごす時間を大切にしなければいけないと思った。

飲んで馬鹿騒ぎして、ストレス発散する。それはそれで良いことだと思った。

 

さてとにかく明日も頑張ろうかね。

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