2016年11月18日(金)
ハワイ二日目はピースボートでの最後のツアーです。そして今日出航したらあとは日本に帰るだけとなりました。
朝食を食べて、すぐにツアーに出発となりました。この日のツアーはアイランドサークルと言ってオアフ島をぐるっと一周廻るツアーでした。
この日のバスは60人ぐらい乗れる超大型バスで、いつもなら数台で行くのにこの日は一台だけですんでしまいました。
最初に行ったのは日立のCMで有名なこの木なんの木を見に行きました。実際の木はかなり大きくって触るとお金持ちになれるとの事だったので、何度も何度も沢山触りまくりました。これで日本に帰ってたら大金持ちが確実ですね。ちなみにこの木があるところは私有地なんだそうですが、こんな広い土地を開放している人ってお金持ちなんでしょうね。きっと木を沢山触ったおかげかな。
次に行ったのは太平洋戦争の発端になった真珠湾攻撃で知られている、パールハーバーに行きました。日本の原爆ドームと同じく戦争の恐ろしさを教えてくれる負の遺産として残されている地域で、ここで多くの戦艦が日本の奇襲攻撃で沈んだ場所でもあります。ただ個人的にはかなり広い湾を想像していたのですが、意外と狭く少し大きめの川程度ぐらいしか無かったので、こんな狭い地域にアメリカの連合艦隊が集結出来たことがある意味驚きました。
でもいまだに沈んだままになっている戦艦アリゾナの慰霊碑を見ると気持ちも自然と厳粛な感じになりました。
また記念館に展示された当時の資料や実際に使われていた武器等の展示も興味深かったですが、その中で特に戦没者全員の名前が書かれたプレートを見た時は心がつまされる思いでした。やっぱり平和が一番良いと改めて思い知らされました。
その次に行ったのはドールプラネットと言う、バナナで有名なドールが経営するパイナップル園に寄って私の家の近所に配るお土産を沢山買い込みました。また搾りたてのパイナップルジュースを売っていたので飲みましたが、新鮮で冷たくてとっても美味しかったです。
その後、北側の綺麗な海岸線を走って、綺麗な海を見ながらドライブをしました。やっぱりハワイには青い海がよく似合いますね。
お昼ご飯はポルネシアンセンターという所でいただきました。ここではハワイ以外の色々なポルネシアンの民族の暮らしを再現したり、ショーをやっているテーマーパークみたいな所で結構楽しめるようなのですが、ツアーの関係であまり時間が取れなかったためので、私は昼ご飯をさっさと食べて園内を散策して廻りました。
でも時間帯が良くなかったのかあまりショーなどはやっておらず、結局施設の散策だけで終わったのがちょっと残念でした。
その後映画やCMでよくサーフィンのシーンで使われる有名な海岸に寄ったり、映画のジュラシックパークやゴジラなどのロケ地になった牧場をバスで通ったりして、マカダミアナッツの農園に寄りました。そこで又懲りずにマカダミアナッツを大量に買ってしまいました。
それから潮吹き岩で潮を吹く瞬間をみたり、サンゴ礁で有名な海岸に行き、独特の青い色をした海をゆっくり眺めて楽しみました。
そして最後は有名なダイヤモンドヘッドを見てたっぷりオアフ島内の観光を楽しみました。正直言って今までピースボートのツアーで楽しむことはあまりなかったのですが、今日は最後というわけではなかったのですが、自然の美しさもいっぱい見れられたし、車窓から雄大な景色も見れられたので凄く満足しました。
港に帰ってから、帰船リミットまで少し時間があったのでそのままピースボートに戻るのがもったいないような気持ちになって、港の周辺を少し散策することにしました。特に目新しいものは何も発見できなかったのですが海に沈む夕日がきれいだったので立ち止まって思わず見とれてしまいました。
船に戻ってから夕食を食べ仲間とこの日あったことをおしゃべりをしました。みんなそれぞれと楽しい思い出が残せたようで本当によかったと思いました。
それから船の出港式に立ち会いました。これまでもピースボートは港を出港する時は必ず出港式を行っていたのですが、個人的に興味が無くほとんど参加していませんでした。でもそれも今日が最後なのでなんだか絶対に参加しなきゃ行けないという気持ちになって、他の乗客の方々と一緒になって思いっきりはしゃいで楽しみました。船が出航してもしばらくは皆と甲板で遠くなるホノルルの街を見ながら、これまでの旅であった楽しかったことや思い出に残ったことを話し合っていました。
今までこんな気持ちになったことがあまりなかったのにこの日だけはなんだか特別でとてもピースボートが愛しくってなんだか船に乗っている人全員が仲間だという感じがとってしていました。
その後波へいに行きかなり夜遅くまで酒を飲んでずっと思い出話で盛り上がり、かなり酔っぱらってしまいました。
結局部屋に戻った時は疲れと酔いで完全にグロッキー状態になってしまいそのまま寝てしまいました。
こんなバカ騒ぎをする事が出来るのもあとわずかになったと思うと心から寂しいという気分の中この日を終えました。
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