90日目:朗読は睡魔の時間

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2016年11月16日(水)
昨日も夜遅くまでお酒を飲みすぎたために、朝起きるのがとても辛い。最近このパターンで起きるのが日常茶飯事になってしまった。
それでも頑張って起きて太極拳。実は今日から太極拳も発表会に向けて特訓を開始するとの事だったのだけど、軟弱の私はサルサひとつで頭が一杯なので、太極拳の方は結局辞退してしまいました。正直二つを掛け持ちするほどの根性もないのが本音ですが、肝心のサルサがいつ再開されてどれだけあと練習できるのかがまったく分らない私としては選択を間違ったかなという気持ちが結構あったりします。

とにかく太極拳の方は応援に廻って、いつものペースで練習しておりました。

 

それからノルディックウォーキングにも参加、このカルチャースクールも23日で終了するそうなので、実質あと3回で終わりとなりました。これはこれでちょっとショックな出来事です。ノルディックは個人的には結構好きな運動だったし、朝の甲板を歩くのは本当気持ちが良かったからこれがなくなるとなるとかなり寂しい気持ちになります。出来れば帰国しても朝家の周りをノルディックで歩く事が続けられれば良いかなと思っています。

 

その後朝食を食べた後に家にメールを送り、それから洗濯をしていました。本当ならこの後にサルサとヨガと続くのですが、今日は二つともまたお休みです。仕方がないのでテレビをのんびり見ていたら、突然避難訓練の放送が入って今日は月に一回の避難訓練の日だと思い出して、慌てて救命具を出して避難の準備しました。

でも予定の時間になっても避難警報の合図が鳴らず、おかしいなと思って10分ほど待ったのですが結局ならず。もしかして聞き落としたのかなと思って、仕方なく先に避難場所に行くとすでにいっぱいの人が待っておりました。みんな待っているのが疲れたのでしょうね。

 

それから5分ほどしてやっと避難警報が鳴って、今回も一時間みっちり避難訓練をやらされました。もっとも避難訓練と言っても点呼とあとは整列させられひたすら待つというだけでなんですよね。いくら法律で決まっているのか知らないですが一か月ごとにこれを毎回やらされるのは結構きついです。でもこれも今回で最後だと思うと許すか。

 

それが終わってまたテレビを見ていたらもうお昼の時間。なのでいつものように9階のレストランに食事をしに行きました。でも今日は珍しく麺料理ではなくチキンカレーとナンを食べました。結構ピースボートの食事の悪口ばかりを書いていますが、意外とカレーとナンは美味しいので気に入っているのです。なので今日は結構楽しんでお昼を過ごさせていただきました。

 

そう言えば今日は同室のオノちゃんが詩の朗読をする日です。なのでオノちゃんはお昼過ぎからソワソワばたばたしておりました。最後の練習をしたり、私に写真撮影の段取りを頼んだりと忙しそうにして、出かけていきました。さすがにオノちゃんもかなり緊張しているようでした。

 

それから明日のハワイの入国に必要なパスポートも取りに行きました。アメリカ本土で一度ちゃんと入国審査をしているのだからもう良いでしょうと言いたいのですが、自由の国アメリカは全然自由ではなく厳しく審査をしてくれそうなので本当面倒くさいです。

 

それが終わったらオノちゃんが出る詩の朗読会を見にブロードウェイに行きました。写真を撮るために結構早めに部屋を出たのですが、既にかなりの人が入っていて良い場所を取るのに苦労しましたが、何とか席を確保して本番を待ちました。詩はノーベル文学賞をとったチリの詩人パブロ・ネルーダさんの作品の朗読でしたのですが、私には内容が高尚過ぎてまったく理解が出来ず、オノちゃんが出るまで必死に睡魔と戦っておりました。

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オノちゃんの出番になるとカメラを取るのに必死でした。でも詩の朗読もしっかり聞きました。元々声量のあるオノちゃんですから結構かっこよく朗読していましたが、ちょっと上がっていたようで練習の方が上手かったな。

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朗読会が終わってから部屋に戻って日記を書いていたら、もう夕食の時間で又慌てて食事に行き、いつものメンバーでおしゃべりタイムでした。今日の話題の中心はもちろんオノちゃんです。たくさんの人が入っている中で堂々と朗読をしたオノちゃんはこの日のヒーローでした。

 

食事の席で明日のハワイでの行動をどうするかということになり、ほとんどがフリーなのが分かりみんなで一緒に廻る事になりました。ついでに食事もハワイで食べる事になりました。最後だしね。

 

食後部屋に戻り明日のハワイの準備をして、今日はお酒も飲まずに早めに寝て明日のために活力を溜めておくつもりです。

 

さて最後の寄港地だぞ。明日は思いっきり楽しまなきゃ行けないね。

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