ピースボートには乗りたいけれども、休みが取れないとか、金額がまだまだ高い。
そう思っている人って結構いますよね。
またピースボートって好きな国でゆっくり出来ないとか、行きたい国があるのに寄ってくれないとかって事もありますよね。
でもこういう事が解決できちゃうんですよ。
まず一つ目はフライト&クルーズという方法です。
これってどういうのかと言いますと、普通ピースボートは船だけで地球一周するのですが、途中まで飛行機で行ってそこからピースボートに合流して乗るって方法なんです。
特に地球一周する時に一番長いのは太平洋、インド洋を航行する時なんですが、これだけで4週間ぐらいかかっちゃうんですね。
だからこの期間を飛ばして合流するとかなり時間の短縮にもなりますし、費用も安くなるんです。
そのうえ飛行機で行く場所によるのですが、普段ピースボートで行かない所の観光までが付いている場合があるんですよね。
フライト&クルーズにはいくつかのコースがあって、私が行った時には一番長いコースはギリシャで合流して後は地球一周のコースと同じで、合流するまでにペトラ遺跡と死海のツアーが付いて80日間で最低80万円だったと思います。
寄港地も本来の25カ所が、4つ少ない21カ所+ペトラ遺跡と死海ツアーですからかなりお得感がありますよね。
だから地球一周にこだわらない人にとっては、これはかなり魅力的なプランだと思います。
あと私の時はヨーロッパ地域だけを30日ほどで回るコースとかもありましたので、会社の有休を使ってその間だけ参加した方も結構いました。
ただフライト&クルーズは船の空き状況によって内容が大分変わるみたいなので、必ず募集があるとは言い切れないようです。
またその内容が詳しくサイトに書かれていないことがありますので、興味がある方は直接一度ジャパングレースにフライト&クルーズの件でといって確認してみることをお勧めします。
またフライト&クルーズでは今まで荷物は飛行機を使って自分で運ばなければならないという面倒な点がありましたが、最近は乗り込むまで荷物をピースボートで預かってくれるサービスも始めたようですので、かなり気軽に行けるようになったと思います。
個人的には80日間のクルーズでも充分地球一周を満喫できると思いますし、私が一番辛く大変だった太平洋とインド洋区間を飛ばせるので結構楽な旅行が出来ると思いますのでお勧めです。(強いて言えばスエズ運河を航行できないことが一番問題かもしれないですが、元々南回りのコースなら寄らないですから、あまり問題ないかもしれないですね)
金額的にもかなり安くなりますので、かなり行きやすくなるかな。
もう一つは途中離脱という方法です。
これは何かというと、ピースボートを一時途中で下船して、別の港からピースボートに再度乗り込むという方法です。
これが何が良いのかと言う事ですが、まずピースボートって寄港地に基本的に一日、長くても二日しかいません。その為自分はその国で色々な所を廻りたいと思っても時間的に無理なんですよね。
だから諦めて限られた所を廻るしかないんです。でもそれでは面白くないという人もいるでしょう。
また自分の行きたい国に行かない場合があります。私が乗った時も中米の国まで行ったのに南米の国には寄らなかったのでかなり残念でした。ほんのちょっと行けばブラジルやペルーなどにも行ける距離だったのに。
そういう時にこの離脱という方法を使うんです。これを使えば好きな国を好きなだけ廻って、飛行機や列車でピースボートを追いかけて再度乗り込むと言う事が出来るんですね。
一応、そういう人のためにピースボート側もオーバーラウンドツアーというのを用意しているんです。実際、私が行った時にもマチュピチュ遺跡を巡るツアーなどがありましたしね。
ただオーバーラウンドツアーってかなり高いんです。先程のマチュピチュ遺跡のツアーなどは37万円ほどしていましたから、下手すると日本から行くのと大して変わらない金額になってしまいます。
離脱の場合は、ツアーのようにジャパングレィスが全部手配してくれないので、航空券や切符から宿まで全部自分で手配しなければいけないですが、費用的にはかなり安くなります。
私の乗った時も、ある女性なのですが途中離脱してマチュピチュ遺跡だけではなく、ウンニ塩湖まで行った人がいました。それでも使った費用はツアーの半分以下だったそうです。
ただし、離脱している間のピースボートの料金が値引きされるわけではありません。逆に離脱手数料として、離脱している日数分手数料がかかります。
また合流する港は基本的に前日ぐらいまで分りませんから、自分で現地の港の管理事務所に確認を取る必要などがありますので、ある程度語学に自信がなければちょっと難しいかもしれません。
ただ、そういう面倒なこともありますが、せっかく大金を払って地球一周をするのですから、自分のしたいこと、行きたい所に行く方法としては離脱は便利な方法だと思います。
私もわずか3日間だけでしたが、イタリアで離脱をして廻りましたが、個人的にはとても良い思い出になりました。
もし今度ピースボートに乗る機会があれば、もっと色々な所で離脱して多くの体験が出来たらと思っています。
コメント