今回で3度めのショートクルーズだけど、飛行機の旅と船旅とはスーツケースに持っていくものが少々違うように思う。
まず一番感じるのは衣類の多さだ。
特にショートクルーズに乗ると、大概フォーマルナイトという形でそこそこの正装をしなければいけない日が1回か2回ある。
だからフォーマルウェアは最低限必要となります。ついでに靴もそれなりのを持っていかなければなりません。個人的にはこれが一番面倒です。
次に船の中は昼間は半パン、Tシャツでも全然OKなんですが、夜になると男性は基本襟付きシャツにスラックス程度は必要となるので、それなりの服装も持っていかなければなりません。
だから衣類の数がどんどん増えていって、ショートクルーズなのにピースボートに乗ったときと変わらないくらいの量を持っていくはめになりました。
飛行機で海外に行くときはいつも捨てても良いような汚い服で行く私なので、今回は着る服がなくって結局5着ほど新しい服を買うはめになってしまいました。
もっとも実際船に乗ったら、フォーマルナイト以外は夜でも結構ラフな格好をしている人が多かったので、それほど拘る必要がなかったのかも。
ちなみにピースボートでも何度かフォーマルナイトはありましたが、かなりの人が気にしないで普段着でおられましたので、かた苦しいのが嫌いな人はピースボートが向いているかと思います。(ショートクルーズもありますし)
あと船のキャビンにはアメニティ用品がありません。だから歯磨きやひげ剃りは絶対に持っていく必要があります。
船の中で買えばいいと思われるかもしれませんが、ショートクルーズの船の中にはお土産屋やブランド物の免税店などがありますが、何故かコンビニのようなものがありません。
だからペットボトルの飲料水も売っていないんですね。
なのに船に乗り込む時は原則飲料水、酒、食べ物の持込みは禁止なんですよね。
だったら基本的に水はどうすれば良いのかとなれば、船の施設の中になるレストランやビュッフェ、バーなどで買って飲むことになります。(キャビンにもペットボトルの水が置いてありましたが、有料で一番高かったです)
ちなみにビュッフェだけは飲料水用のウォータークーラーがあって無料で利用できるので、船旅のなれた方は水筒を持ってきてそこで汲んでいましたが、私はそこまで出来なくってレストランで1.5リットル入りの水を注文して残ったら部屋に持って帰っていました。
あと寝間着やスリッパなどもキャビンには置いてありませんので、持っていく必要があります。
シャワー室にはシャンプーとボディソープはありましたが、これも好みがありますので持っていったほうが良いかな。
あと意外と気が付かないことですが、キャビンにはコンセントがありますが、船によってはコンセントの差し込みがヨーロッパ仕様になっている場合がありますので、確認が必要です。
また日本仕様のコンセントの場合でも、電圧が違う場合がありますので使う場合は注意が必要です。
あとクレジットカードは是非持っていって下さい。船の中での決済はクルーズカードといいう船の中での身分証明書様なカードを乗船する時に作ってそれで行うのですが、それにクレジットカードをリンクさせて決算できるようにする必要があります。
もちろん現金での決算を選ぶことが出来ますが、後々いろいろ面倒なのでクレジットカードのほうが楽です。
ただクレジットカードの種類によっては使えないものがあるので、出来れば二種類ほど持っていくことをお勧めします。
また最近のクルーズ船はカジノがついている場合が多いのですが、カジノだけはクレジット払いが出来ないので、現金が必要ですがその場合はドルかユーロ払いになります。
これは船によって違うので乗る前に確認が必要です。
最後に意外と忘れてしまいそうなのが、パスポートです。
日本発着のクルーズ船に乗ると海外旅行に言った気分にならないですが、大概一ヶ所は海外によりますし、船自体が外国という扱いのために乗る時に必ず出国審査がありますので、パスポートを忘れると乗れない場合がありますので絶対に忘れないようにしましょう。
日本周辺を回っていても、船の中は外国です。
クルーの多くは日本語が全くしゃべれないので、食事やキャビンの清掃の時は英語で聞かれますので、何だか不思議な感覚になりますが、これも船旅の楽しさの一つかな。
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