ピースボートにはどんな人が乗っているの?

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ピースボートに乗るということは100日以上、日本を離れるということになるのですが多くの人はなかなかそういうことが出来ないのが日本の現状ですよね。

それでもピースボートには毎回1000人前後の人が乗船していますが、一体どういう人達が乗っているのか興味があると思いますので、船内日記の途中ですがちょっと書いておこうと思います。

まず30歳までの人の割合は3割程度です。その多くが20代になります。ただ子供も少ないですが乗っています。私が乗った時も小学校に上がるまでの子供達も30名ほど乗っていました。

なので、その子達のために保育所的な施設もありました。それ以外に小学生や中学生、高校生の年齢の子供達も何人か乗っていました。中には一人旅で乗っている子供達もいました。

そうなると学校はどうしているのかが個人的に心配になるのですが、親の教育方針で海外生活を体験させたいという理由や登校拒否のためその治療の一環として船に乗っている子供達もいました。また学業が遅れないようにと集まって船内で勉強会なども開かれていたようですが、正直私個人の意見では帰ってから日本の学校教育に再び入り込めるのかがちょっと心配になりました。

 

多くの10代後半から20代の方は学生だけど、わざと留年したりしている人も結構いるようでした。ただ中にはしっかりと卒業できる単位を取れることを確認して乗っている人もいました。

でも多くは無職の方でした。それは仕事をしていないというわけではなく、ピースボートに乗るために仕事を辞められた方です。ただ再就職が容易な保育士や看護師の方が結構多かったです。

その為か若い人達は女性の方が多かったような気がします。男性はなかなか会社を辞めて乗るには勇気がいるのも現実ですから。

ただ自分で起業していて、ピースボートに乗っている間休業しているという豪快な方もおられました。

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ピースボートに乗っている年代で圧倒的に多いのは60歳以降で全体の6割以上を占めていました。世間で言えば定年退職をした世代なので時間的な余裕があるのため一番乗りやすいのは事実ですね。

ただだからと言ってみんなが無職かと言えば、意外と働いている方も多かったです。まあ定年退職後の嘱託雇用で比較的長期休暇が取りやすい企業もあるようです。

60代以上の高齢者と言っても、上は90代の方も乗られていますので、かなり年齢層は広がるのですが全般的に元気な方が多かったです。もっともピースボートで地球一周を行おうと思うくらいですから、それなりに体力に自身がなければ出来ないでしょうからね。

 

残りの1割弱の人が30代から50代の人達になるわけですが、やはり世間では一番働き盛りの世代の人は、なかなか長期での休みを取るのは難しいので、この世代の比率が一番低いです。

それでも乗られている方もいるのは事実ですから、計画と行動力をしっかり立てれば乗ることは不可能じゃないのかなと思います。

 

あとピースボートに載っている人は圧倒的に一人旅が多いです。夫婦で乗られる方もいましたが一割もいなかったと思います。逆に親子3代で乗っている人もいました。私の知っている人は親の金婚式の記念で孫まで連れて乗った方がおられましたが、ピースボートでは例外中の例外ですね。

 

ピースボートでは一人旅の人が多いのは世代的に一人で生活している人も多いのも原因ですが、なかなか夫婦二人とも家を空けるのは難しいので一人だけで参加している場合が多いようです。それにピースボートに乗る多くの人は船での出会いを楽しみにしている人が多いのも理由の一つでしょうね。

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私自身も実際ピースボートでは多くの方とお知り合いになりましたし、今もお付き合いさせてもらっている方もいます。そういう意味では人生の転機としてピースボートを楽しんでいる人がいるということなんでしょうね。

とにかく老若男女関係なく、ピースボートを楽しんで乗っているのが実情でしょうね。(*^^*)

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