【節約料理もご馳走に】安い食材を「ひと工夫」で劇的に美味しくする調理術3選

節約料理でも美味しく食べる方法はありますよ

皆さん、こんにちは！最近の物価高は本当ビックリしますね。毎日の出費は一日一日あがっているように感じますね。特に「食費」に関してはあがり方は異常ですよね。お米や野菜など絶対に必要な食品はもう通常ではなかなか買えないという値段になっていますよね。

それでも「安く済ませたいけど、味気ない食事は寂しい…」

そう思われる方も多いはず。でもご安心ください！安い食材もちょっとした工夫で、まるでご馳走のように劇的に美味しくなるんです。

今回は、私自身も実践している、食費を抑えながらも食卓を豊かにする「究極の節約調理術」を3つご紹介します。

節約の強い味方、乾物やスーパーの閉店間際などに並ぶ見切り品。これらを活用しない手はありません！

切り干し大根や干し椎茸などの乾物は、保存がきいて安価ですが、水でサッと戻すだけでは味気ないことも。

おすすめの工夫：
- 干し椎茸： 戻し汁も料理に使うことを前提に、冷蔵庫で半日〜一晩かけてじっくり低温で戻すと、うま味成分（グアニル酸）が最大化します。煮物や炊き込みご飯の出汁が格段に美味しくなります。
- ひじきや切り干し大根： 煮物に使う際、戻した後に軽くごま油で炒めてから煮ると、香ばしさが加わり、風味豊かな一品になります。

期限が近いお肉やお魚は、その日のうちに調理できない場合は賢く冷凍しましょう。

鶏むね肉・豚こま肉（見切り品）：
- 下処理： 購入後すぐに酒と少量の塩、片栗粉を揉み込んでから小分けにして冷凍。片栗粉が保水力を高め、解凍後もパサつき知らずの「劇うま肉」に変わります。炒め物や煮物に使うと柔らかさが驚くほど違いますよ。
野菜（しなび始めたもの）：
- 保存： 葉物野菜などは、50℃くらいのぬるま湯に数分つける「50℃洗い」でシャキッと復活することがあります。すぐに使わない分は、使いやすい形にカットして冷凍しておけば、味噌汁や炒め物にすぐ使えて便利です。

鶏むね肉やもやし、イワシといった安価な定番食材も、調理の際にちょっとした「うま味」をプラスするだけで、まるで高級料理のように化けます。

鶏むね肉は高タンパク低カロリーでシニアにも嬉しい食材ですが、パサつきやすいのが難点。

「魔法のひと手間」レシピ：鶏むね肉の柔らか煮込み
1. 鶏むね肉をそぎ切りにし、酒、塩、砂糖（少量）、片栗粉を揉み込みます。（★砂糖が保水性を高めます）
2. 鍋に水を張り、鶏むね肉と生姜、ネギの青い部分を入れ、沸騰させずに弱火でじっくり火を通します。
3. 火を止めてそのまま冷ます（余熱で火を通す）。
4. これを冷まして裂いて、ごま油と醤油、お酢で和えれば「よだれ鶏風」。煮汁はスープに使えます。

DHAやEPAが豊富なイワシやサバは、積極的に摂りたい食材。骨が気になる場合は圧力鍋が便利ですが、なくても大丈夫！

「ホロホロの秘密」：酢の力で骨を柔らかく！
- イワシなどを甘露煮や煮付けにする際、最初から大さじ1〜2程度の「酢」を一緒に入れて煮込むと、骨が柔らかくなり、食べやすくなります。酢の味は加熱で飛んでしまうので、煮付けの味を邪魔しません。

節約というと「ケチケチ料理」のイメージがあるかもしれませんが、食費を抑えながら健康にも良いのが「薄味」で満足できる調理法です。

昆布や鰹節をしっかり使った「出汁」は、食費の削減と健康的な薄味調理の鍵です。

一番出汁を常備：
- 少量の昆布と削り節で一番出汁をひき、冷蔵庫に常備。味噌汁や煮物、卵焼きなどに使うと、調味料を控えめにしても素材の味が引き立ち、格段に美味しくなります。
- 節約の裏技： 出汁を取った後の昆布や削り節は、捨てずに佃煮やふりかけにすれば、最後まで使い切れますよ！

安価な食材の風味を劇的にアップさせるのが、薬味やスパイスです。

これらの香りが食欲を刺激し、少ない品数でも「ご馳走感」を演出してくれます。特に大葉やネギは、家庭菜園やプランターで育てれば、いつでも使えて最高の節約に！

いかがでしたか？

節約は「我慢」ではなく「工夫」です。時間のあるセカンドライフだからこそ、ちょっと手間をかけて安い食材に愛情を注ぐ。そのひと手間が、いつもの食卓を豊かで楽しい時間に変えてくれます。

明日からの食卓に、ぜひこれらの「ひと工夫」を取り入れてみてくださいね！

また、みなさんのお勧めの節約料理のレシピやコツをコメントに書いて下されば嬉しいです(^o^)/