
セカンドライフを楽しむ「ゆるボラ」って?
皆さん、こんにちは!いつかは読んで貰えるブロガーを目指しているDenです。
年金生活もすっかり板についてきたあなた!今日この頃、いかがお過ごしですか?
「時間はたっぷりある。でも、お金はなるべく使いたくない…」
「かといって、一日中テレビの番人や、新聞と睨めっこも飽きてきた」
「誰かと話したいけど、新しい友達なんて、今さらどうやって…」
わかります、わかります。
その気持ち、よ~~くわかりますよ!
退職して自由になったはいいけれど、社会とのつながりが急に減って、なんだか心がソワソワする。そんな経験、ありませんか?
「じゃあ、ボランティアでも?」
なんて声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
「ボランティア」と聞くと、なんだか「意識が高い」「責任が重そう」「ガチガチにシフトを組まれそう」…なんて、尻込みしちゃいますよね。
大丈夫です!
今日ご紹介したいのは、そんな「ガチ」なものではありません。
私たちが求めているのは、お金も時間も無理しない、「ゆる~いボランティア」、略して「ゆるボラ」なんです!
「ゆるボラ」って、なんでそんなにオススメなの?
年金生活者の私たちにとって、「ゆるボラ」は良いことずくめ。
- お金がかからない(ほぼゼロ円!)活動費や交通費がかかるような本格的なものではなく、ご近所や歩いて行ける範囲でできるものが中心。懐を痛めず始められます。
- 時間の融通がきく(「行ける時だけ」でOK)「週に1回、朝の30分だけ」「月イチのイベントだけ」など、自分の体力や都合を最優先できます。「今週は孫が来るからお休み」も、もちろんOK!
- 自然な「仲間」ができる(これが一番!)趣味のサークルだと、経験やスキルの差で気後れすることもありますが、「ゆるボラ」は違います。「地域を良くしたい」という、ゆる~い共通点がすでにある。一緒に汗を(ほんの少し)流すから、妙な上下関係もなく、自然と「〇〇さん、お疲れ様!」「最近どう?」なんて会話が生まれるんです。
- 「ありがとう」が心のごちそうになる「いつもありがとう、きれいになったわ」「見守りご苦労様です」この一言が、どれだけ私たちの心を元気にしてくれるか。誰かの役に立っている実感は、何物にも代えがたい「やりがい」になりますよね。
具体的にどんな「ゆるボラ」があるの?
「でも、具体的に何をするの?」と思いますよね。
身近にある「ゆるボラ」の代表例をご紹介します。
① 【健康維持にも】ご近所クリーン隊(清掃活動)
- 内容: 公園や通学路のゴミ拾い、落ち葉掃き、花壇の水やりなど。
- ゆるさ: ★★★★★「毎月第2日曜の朝8時から30分だけ」といった、短時間で終わるものがほとんど。トングやゴミ袋も用意されているので、手ぶらでOK。
- 出会い: 「あそこの角、タバコの吸い殻がひどかったのよねぇ」「あら、あなたも参加してたの?」なんて、ご近所さんとの雑談が弾みます。活動後の「お茶(自販機のコーヒー)一杯」が、また美味しいんですよね。
② 【散歩ついでに】見守りパトロール(見守り活動)
- 内容: 子どもたちの登下校の時間帯に合わせて、通学路に立ったり、一緒に歩いたり。
- ゆるさ: ★★★★☆「自分の散歩の時間と合わせるだけ」という「ながらボランティア」です。緑のベストや帽子を貸してくれることが多いので、それを着けるだけ。
- 出会い: 「いってらっしゃーい!」「ただいまー!」と、子どもたちの元気な声にパワーをもらえます。保護者の方や先生とも顔なじみになり、「いつもありがとうございます」と声をかけられるようになりますよ。
③ 【できることだけ】地域の「ちょっとお助け隊」
- 内容: 一人暮らしのシニア仲間のお手伝い。お茶飲み相手、電球の交換、ゴミ出しの手伝いなど。
- ゆるさ: ★★★★☆「自分ができることだけ」を登録しておきます。「力仕事は無理だけど、話し相手なら」というので十分。
- 出会い: 「助かったわ~、あなたがいなかったらどうしようかと!」と、深く感謝されます。そこから、「今度うちでお茶でもどう?」と、新しいお付き合いが始まることも。
④ 【お祭り気分で】単発イベントのお手伝い
- 内容: 地域のお祭り、運動会、文化祭、防災訓練などでの受付、会場案内、お茶出しなど。
- ゆるさ: ★★★☆☆(その日は少し忙しいかも)「その日1日だけ」「半日だけ」でOK。単発なので、合わなかったら次はありません(笑)。
- 出会い: 世代を超えた交流が魅力。学生さんや若いお父さん・お母さんと一緒に何かをやり遂げるのは、新鮮な刺激になります。お弁当やお茶が支給されるのも、地味に嬉しいポイント!
大事なのは「探し方」。どこで見つけるの?
「やりたいけど、どこに申し込めばいいの?」
そうですよね。いきなりネットで「ボランティア 募集」なんて検索しても、堅苦しいのばかり出てきます。
私たちシニア世代にピッタリな探し方は、もっとアナログで、もっと身近な場所にあるんです。
- 【最有力!】社会福祉協議会(社協)の窓口これはもう「鉄板」です。市区町村に必ずある「社協(しゃきょう)」には、「ボランティアセンター」という専門部署があります。勇気を出して、まずは電話か訪問。「お金も時間も無理なく、近所でできるボランティアを探してるんですが…」と、そのまま伝えてみてください。あなたの希望にぴったりの「ゆるボラ」を紹介してくれる、頼れるコーディネーターさんがいますよ。
- 【情報の宝庫】地域の「広報誌」や「回覧板」毎月ポストに入ってくる、あの広報誌。読み飛ばしていませんか?「〇〇クリーン隊 メンバー募集」「見守りボランティア募集」といった情報が、必ずどこかのページに載っています。回覧板も要チェックです。
- 【穴場】公民館・地域センターの掲示板近所の公民館や地域センター(コミュニティセンター)のロビーや廊下には、地域の情報がたくさん貼られています。サークル募集に混じって、「ボランティア募集」の貼り紙も必ずあります。散歩のついでに、ぜひ覗いてみてください。
- 【直球勝負】すでに活動している人に聞くこれが一番早いかも。朝、公園でゴミ拾いをしている人や、通学路に立っている人を見かけたら、「いつもご苦労様です。それって、誰でも参加できるんですか?」と、にこやかに声をかけてみましょう! 喜んで教えてくれるはずです。
さいごに。重く考えず、「お試し」の気持ちで
いかがでしたか?
「ゆるボラ」は、義務でも仕事でもありません。
「ちょっと行ってみようかな」「合わなかったら、そっと辞めてもいいや」
それくらいの、軽い気持ちで大丈夫。
大切なのは、「ちょっと一歩、家の外に出てみる」こと。
家でじっとしているだけでは出会えない「新しい仲間」と、「ありがとう」という「心の報酬」が、ご近所であなたを待っています。
「ゆるボラ」は、お金をかけずに、自分も地域も元気にする「魔法」です。
あなたのセカンドライフが、新しい出会いとやりがいで、もっともっと輝きだしますように!


コメント