
スマホ一で話し相手、友人を見つけるデジタル術
皆さん、こんにちは!最近すっかり引きこもり気味のDenです(^^ゞ
わたしはよく「年金生活は自由でいいわねぇ」なんて言われますが、みなさんはどう思われますか?
たしかに時間だけは、有り余るほどありますね。
でも現実は、話し相手はテレビか、ペットかという寂しい生活をされている方も多いですよね。
「かといって、趣味の教室は月謝が高いし、今さら新しい場所に参加するのも億劫…」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
私もその1人なので、その気持ち痛いほどわかります!
私たちは、お金をかけずに「ゆるい繋がり」が欲しい。近所で「あら、こんにちは!」と挨拶するだけじゃなく、もう一歩踏み込んで、「ちょっとお茶でも?」と誘えるような相手が欲しいんですよね。
「でも、どうやって?」
そこで登場するのが、今あなたが手に持っている「スマホ」です。
「ええー!スマホ? なんだか怪しいわ」
「変な請求が来たり、知らない人から変な連絡が来たりしそうで…」
待ってください!
その「怖い」という気持ち、よ~くわかります。
でもね、今日は「世界中の誰か」と繋がる話じゃないんです。
ご紹介したいのは、「ご近所さん」とだけ繋がる、安全な無料アプリ。
いわば、「スマホ版の回覧板」や「電子公民館」だと思ってください。
これ、使わない手はありませんよ!
なぜ「地域限定SNS」が私たちシニアに最強なのか?
私たちが今さら「出会い系」なんてものを使う必要は、全くありません(笑)。
私たちが探しているのは、「顔が見える安心感」ですよね。
「地域限定」のアプリやSNSがいいのは、まさにそこなんです。
- 「ご近所」だから話題が合う!「あの八百屋さん、今日大根安かったわよ」「〇〇公園の桜、咲き始めたわね」こんな、半径1km以内の「どうでもいい話」で盛り上がれるのが、ご近所友達の醍醐味。地域限定アプリは、まさにこの情報の宝庫です。
- 「無料」だからお財布が痛まない!これが一番大事。今日ご紹介するのは、基本的に無料(0円)で使えるものだけ。年金生活の強い味方です。
- 「いざ」という時に会える距離感ネットの中だけで完結するのではなく、気が合えば「じゃあ、明日の散歩のついでに公民館でお茶でも?」と、すぐにリアルで会える。この「すぐ会える」距離感が、孤独感を吹き飛ばしてくれます。
具体的にどれを使えばいいの? オススメ無料アプリはこれ!
「わかったけど、具体的には何を使えばいいの?」
はい、お待たせしました。まずはこの2つを押さえておけば十分です!
①【不用品だけじゃない!】ジモティー
- 特徴: 「地元の掲示板」と言えばこれ!
- 使い方: 「あげます・もらいます」の不用品交換で有名ですが、私たちが注目すべきは「メンバー募集」のカテゴリです。
- 具体例:
- 「平日昼間に、近所の公園を一緒に散歩しませんか?当方60代女性です」
- 「将棋仲間募集。公民館で一局どうですか?」
- 「スマホの操作を教えてくれる方、お茶ごちそうします」
②【シニアの定番!】趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)
- 特徴: まさに私たちシニア世代のためのSNSです。
- 使い方: 会員は同世代が中心なので、まず安心感が違います。「若い人ばかりで気後れする…」なんて心配は無用!
- 具体例:
- 「写真」「カラオケ」「旅行」「園芸」など、趣味のコミュニティ(グループ)が活発です。
- まずは「〇〇市(あなたの街)の60代集まれ!」といった地域コミュニティに参加してみましょう。
- 日記機能があるので、「今日はこんなことがあった」と書けば、誰かが「いいね!」やコメントをくれます。そのやり取りが、もう立派な「交流」ですよね。
【最重要】安全に使うための「3つのお約束」
「でも、やっぱり怖い…」というあなたへ。
大丈夫。ルールさえ守れば、スマホは最強の「味方」になります。
これだけは守ってほしい、「安全のための3つのお約束」です。
- 【お約束①】個人情報は「絶対」すぐ教えない「〇〇町に住んでる佐藤です」なんて、本名や詳しい住所を最初から教える必要は全くありません。「梅子」とか「散歩好き」みたいな、ニックネーム(あだ名)で十分!電話番号やLINEの交換も、何度もやり取りして「この人なら大丈夫そう」と確信が持てるまで、焦らないこと。
- 【お約束②】「お金の話」が出たら、即さようなら「儲かる話がある」「これを買うと健康になる」…もし、こんな話が出てきたら、それは100%詐欺です。私たちは「友達」を探しているのであって、「お客さん」になるためではありません。「お金」の匂いがしたら、すぐに返信をやめて、ブロック(相手からの連絡を拒否する機能)しましょう。
- 【お約束③】初めて会うのは「昼間」の「人目がある場所」でやり取りをして「この人と気が合いそう!」と思っても、いきなり家(自宅)に呼んだり、夜に会ったりするのはダメですよ。「いつもの喫茶店」や「公民館のロビー」、「駅前のベンチ」など、人目があって、何かあってもすぐ逃げられる(笑)場所で会いましょう。「お茶一杯だけ」と決めておけば、気が合わなくても「じゃあ、また」と気軽に解散できます。
さいごに。「見るだけ」から始めてみませんか?
いかがでしたか?
スマホ=怖い、怪しい、という時代はもう終わり。
正しく使えば、スマホは私たちの「孤独」を解消し、ご近所に「新しい風」を吹き込んでくれる、魔法の道具なんです。
「いきなり書き込むのは勇気がいるわ…」
もちろん!
まずはアプリを無料でダウンロードして、「見るだけ」でいいんです。
「へぇ~、こんな募集があるんだ」「世の中には、私と同じように話し相手を探してる人が、こんなにいるんだ」
それを知るだけでも、なんだか心が温かくなりませんか?
家でじっと「誰か来ないかな」と待っている時代は終わりました。
スマホ一台で、私たちから「ピンポーン!」とご近所のドアをノックしてみましょう。
あなたの「半径1km」には、あなたとの出会いを待っている「未来の親友」が、きっといるはずですよ。


コメント