ピースボートでの船内娯楽の仕方

この記事は約4分で読めます。

ピースボートのリピーターの多くは船の中では企画が多すぎて、一日中とても忙しくって退屈する暇などないよという話を良く聞きます。

 

確かに社交性があって活動的で政治色の強いことに興味があるような人は、カルチャースクール関係や講演などを聴きに行くことで、船内での時間を過ごすことは充分可能だと思います。

 

でもね。現実的にはピースボートに乗る人が全てそういうタイプではないです。あまり社交性を好まない人もいるし、のんびり船旅をしたい人だっているし、まして船に乗ってまで政治問題などのような腹が立つ話を聞きたくないという人も多いのです。

 

こういう事を書くとピースボートだろ。平和活動をする船だろ。そんな船だから乗る人も当然そういう関係の人が多く集まってきているんじゃないのといわれそうですが、本当そうじゃないんです。

 

確かに講演があるとかなりの人が集まります。盛況ですね。

でもよく見ると、そのうちの半分くらいが寝ているんですよ。何故かというと4人部屋の人達など昼間自分の部屋に帰ってものんびりくつろげないんです。暑くって、狭くって、息苦しいから。

 

だったらブロードウェイなどの劇場に行って寝てた方が、クーラーは良く効いて涼しいし、薄暗いからよく寝られるんですよね。だからそういう人が多く集まってきて盛況なんですね。

 

船に乗る側としては本当は政治色が濃くないクルーズ船で世界一周をしたいのですけれども、今日本初の船は飛鳥とピースボートしかないんです。残念ながら。

 

それに安さを求めるとなるとピースボートしか条件に当てはまらない。だから一般の旅行客がとっても多く乗っているんです。それが現状なんです。

 

本来ならそういう人向けの娯楽施設やショーなどがあれば良いのでしょうが、残念ながら他のクルーズ船のようにそういう面に関しては見事なくらいありません。

 

なので、そういう人のために船内で退屈した時の過ごし方を考えてみました。

 

 

まずデッキに出て海を眺めることですかね。一番のお勧めは。

結構海を眺めているだけで心が癒やされます。それに朝日や夕日、時には虹が見えたり。

運が良ければ鯨やイルカが泳いでいるのが見えます。

 

これは結構楽しめます。だから暇があったらデッキに出て佇んでいる人をよく見かけます。

IMGP1432

 

次は麻雀や囲碁、将棋が出来る人は8階ロビーの廊下で有志が集まっていつもやっているので、それに参加することです。

 

これも結構人気がありました。特に麻雀などはいつも盛況でした。一日ここで過ごす方もかなりおられたようです。ただし賭け麻雀は禁止ですよ。でもお酒をおごるなどの形で賭けていた人は結構いたみたいですけれどもね。

 

あと10階デッキにウォーキングコースがあるので、そこで黙々と歩く人も多く見かけました。運動不足と海の景色が味わえるので、ストレス解消に役立つと思います。

 

そういえば10階にはちょっとしたスポーツジムがありますので、そこで体を鍛えるという事も出来ます。ただとても小さなジムなので混むことが多く、早朝か夜遅くならすいていので、のんびりとトレーニングができるみたいです。

 

有料の施設になりますが、マッサージやサウナなどもありますので、そこでのんびりとリフレッシュと言う事も可能です。

 

そう言えば来年の春に露天大浴場がオープンするようなのでそれも楽しみですね。

 

最後はやっぱり居酒屋の波平と、船内に3つあるバーですかね。

仲間と集まって、ワイワイガヤガヤと楽しく飲む酒は格別です。

値段も下町の居酒屋ほどの値段ととても格安なので良心的ですが、サービス料が15%取られるのがちょっといたいですかね。(ちなみに消費税は別途取られないです)

image1b

 

 

ただこれでも退屈する人はいます。他の船に比べてピースボートの旅は退屈と思っている人は多いのも事実です。私もその一人です。

 

だから自分で暇な時間をつぶせる物を持って行くことをお勧めします。私の場合はタブレットパソコンと電子書籍を持って行っていたのでかなり助かりました。

 

たしかにピースボート側では娯楽の一環として、船内放送で映画を放送したり、ちょっとした図書館を開設したりしていますが、個人的に見たいとか読みたいとか思う物は少なかったです。

 

ピースボートも今後一般的なクルーズ船として残るつもりであるのなら、少しはエンターテインメント的なことをもっと積極的に力を入れて取り入れてもらいたいものです。

 

多くの人はのんびりとした楽しい船旅をしたいのだからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました